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決断のとき・・・   

私は、不動産業ですから、不動産の売買に携わります。
だから、いろいろなお客様と会います。

多くは、決断の時に悩みます。
先日も、お客様Aさんが条件に合う、気に入ったマイホームが見つかり、喜んでました。
しかし、いざ、決断となると悩んでしまいます。

「ん~・・・」

「何か、心配なことでもありますか?」

「本当に決めてしまっていいのか、迷っている・・・」

とこんな感じです。
やはり、大きな買い物だから、決断の時って、なぜだかわからないけど、悩んでしまいます。
これは、しょうがないんです。

たとえば、結婚するときにも、本当は幸せいっぱいなはずなのに、なぜか考えすぎてしまい、「マリッジブルー」になってしまうことがあります。

そう、マイホームは、結婚と似ているところがあります。
結婚だったら、容姿さえよければOKってことはありませんよね。
やはり、性格だったり、職業だったり、判断基準はいろいろです。

マイホームは、デザインだけではなく、機能性や、耐久性、もしくは、将来のメンテナンスなど判断基準があるのです。

だから、私の仕事は、そこを判断してあげることだと思うのです。
気に入ってないものを、押し付けるのが仕事ではないのです。

まず、本当に気に入っているのか、気に入っていないのかの判断。
そして、悩みがあるなら、それは解決できるものなのか、できないものなのかの判断。

その判断をしてあげることが、私の仕事だと思います。


Aさんの場合は、紹介者がいたので、私は、その紹介者に相談してみたらどうか?という提案をしました。
その場では、盛り上がっていても、一歩離れてしまえば、冷めてしまうことも少なくありまん。

だから、あえて、紹介者と話をする時間を作りました。

Aさんの場合、おかげさまで、紹介者の方も、賛成してくれて、成約となりました。
やはり、良き相談者が身の回りにいるのといないのでは、決断力が違います。


マイホームを買おうと思うときは、数を見に行くより、まず、自分の中の基準を持つことをお勧めします。
たとえば、「総額3,000万円以内」だとか、「土地は30坪以上」とか、「桜島が見えるところ」とか・・・

この条件は曲げられない、という基準を持つべきです。
(ただ、期限を決めて、基準の変更することも大切です)

それを、営業マンや他の人に告知する必要はありません。
あくまでも、自分の気持ちの中の基準です。

そうしないと、営業マンから、言葉巧みに誘導されてしまうことだって少なくありません。
契約してみれば、予算オーバーしたりとか、当初のマイホームを買おうと思った基準とちがったりとか・・・

後悔をしない、マイホームの第一歩は、自分の中の基準をつくることだと思います!


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「今日の言葉」

人生はマラソンなんだから
100メートルで1等をもらったってしょうがない


- 中山 伸 -

by yumenet-k | 2008-08-04 16:41 | 私が思う事

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